アラタナエンジニアブログ

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春です!チームに新加入選手が入る季節!チームビルドにお勧めのプラクティスたち!

こんばんわ。夜のコンクリーション(コンクリーションの意味がわからない人は「鵜戸神宮」へ行きましょう!)、木目沢です。

春ですね。暖かいですね。眠いですね。

春といえば、出会いの季節。新しいメンバーが参加ということも多いかと思います。

しかし、既にリリースに向けて驀進中のチームにとっては、メンバーをスムーズに加入してもらうにはどうしたらいいかと思い悩むことかと思います。
新しいメンバーにとっても、ワクワクどきどきだと思いますが、一方で既存メンバーとうまくやれるかとか、技術的・業務的な知識の習得がうまくいくかなど心配な点も多いかと思います。

チームにとっての心配事
  • 新規メンバーがどのようなスキルを持っているのか?
  • 既存メンバーの誰が時間を割いて業務・技術を伝授するか?(しかも、チームのパフォーマンスを落とさずに)
  • 新規メンバーにいつごろ、どのようにチームのタスクに携わってもらうか?
新規メンバーにとっての心配事
  • スムーズにチームに溶け込めるか?
  • チームから求められる期待に応えられるか?(そもそもどんな期待を持たれるのか?人によって期待されていことが違うことも?)
  • 業務や技術をどのくらいまでに身につければいいか?

このような心配事はお互いにあるかと思います。私のチームでも、2人目の新規メンバーが加入し、1人目のメンバーでは残念ながら心配事を心配かけたまま加入してもらっていて色々苦労をおかけしたので、その反省を踏まえて事前に検討し、スムーズに加入してもらうためのプラクティスを用意しました。

今日はその一部をご紹介します。

元々はアジャイルのプラクティスで、プロジェクトの初期において、プロジェクトの全体像を端的に伝えるためのドキュメントです。
定期的にドキュメントが更新されていれば、それはそのまま新加入メンバーにとっても、プロジェクトの導入のための最も重要で、最も理解しやすいドキュメントになるはずです。

私達のチームでは、当初作っておらず、その後苦労したのですが(ここが大事だよアジャイルプロセスを"実際の経験"から語ります!参照)、これを機に新たに作成しました。

星取表
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これは、新規メンバーがどのようなスキルを持っているか、チームが使っている技術を基にリスト化していくプラクティスになります。
星取表をやっておくと、ことあるごとに「あれできる?」「これできる?」と聞かなくて済みます。

今回星取表を実施するにあたって気をつけた点は

  • まず自分がやってみる(おぉいいじゃん!という同意も得られる)
  • それを見てメンバーに聞く技術の一覧を添削してもらう。

ということを事前に行いました。

ちなみに星取表は、既存メンバーもやっておくと、新規メンバーが困ったときに誰に聞くのが一番かすぐにわかるようになりますよ。

ドラッカー風エクササイズ

新メンバーが加入したとき、色々なメンバーから「こうして欲しい」「このくらいまでに本格参入して欲しい」「あれをお願いしたい」と言われると思います。
それがチームとしてお願いしているのか、個人的にお願いしているのか、チームの中でどう立ち振る舞っていけばいいのかわからなくなって混乱してしまうこともあるかと。

そうしたときに役に立つのがこのプラクティス。
1時間、メンバー全員が集まって以下の質問に答えていきます。

  • 自分は何が得意なのか?
  • チームメンバーは自分にどんな成果を期待していると思うか?
  • 他のチームメンバーに期待することは何か?

これをすり合わせることによって、お互いの期待値を合わせることができ、チームにどのように参加していけばいいのかがわかるようになります。

結果、スムーズにチームに入ることができます。

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このプラクティスを実施するにあたってはペパポさんの記事がとても参考になりましたので紹介させていただきます。
tech.pepabo.com



YWT

YWTとはY(やったこと)、W(わかったこと)、T(次にやること)の頭文字をとったものです。
この類ではKPT(Keep,Problem,Try)が有名ですが、新加入のメンバーにはやったことを整理することがまず、新しい知識への整理になると思い始めました。
これは毎週週末の夕方に一週間分振り返ります。
一週間のリズムもつきやすく、やりやすいのでとてもオススメです。

このYWT、思いの外好評で、続けていきたいとの意見をいただきました。


いかがでしたか?
新加入メンバーが入るにあたって、できるだけスムーズに既存の業務を妨げずに入ってもらうために工夫していく一助になればと思います。

今回は一部を軽くご紹介しました。詳細はまた別途記事にしてみたいですね。

最後に、今回、とても参考にさせていただいた、書籍があるのでご紹介しておきます。

カイゼン・ジャーニー たった1人からはじめて、「越境」するチームをつくるまで
カイゼン・ジャーニー たった1人からはじめて、「越境」するチームをつくるまで