アラタナエンジニアブログ

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会社に所属してようが独立しようが、収入に困らず、社会的に存在意義のある人になる思考と目標を持とう

この記事は aratana Advent Calendar 2017 - Qiita 10日目の記事です。

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aratana advent calendar 2017

この記事で伝えたい事とは
アラタナ共同設立者の穗滿(ほまん)です。
取引先のお客様との縁やスタッフの力を借りながら、おかげさまでアラタナは今年(2017年)に設立10周年を迎えることができました。

個人的にはこの10年間、様々な経歴の方との交流・面接・面談・登壇を経験し、様々な書籍や記事などから情報をインプットしてきました。
それぞれの良いと思ったところを取り入れ、悪いと思ったところは反面教師にし、
アウトプットとしての実践でトライ&エラーを繰り返してきました。
そうするうちに、もっと自分の存在意義を高めて必要とされる人になりたい(「自己重要感」を高めたい)!という思いに至りました。

そこで出てきたテーマが、
「会社に所属してようが独立しようが、収入に困らず、社会的に存在意義のある人になる思考と目標を持とう」
になります。

「収入に困らず、社会的に存在意義のある人」を僕は「(自分自身が)安定している人」と呼んでいます。

僕自身もまだ自分が満足行くほど「(自分自身が)安定している人」にはなれていませんし、
もっともっと自分が唯一主人公である「自分の人生」を充実するようにデザインしたいと思っています。
そんな今の僕の経験や知識、知恵レベルでも何か伝えられることがあるかもしれないと思い、
この記事を通じて僕がやってることや感じてることの一部を公開し、
小さくても気づきを与えることができたらいいなと思っています。


下記には今の僕の状態を赤裸々に(生々しく)書いてる部分もあり、
会社役員らしくない内容もあるかもしれませんが、
生きて行く上で重要なヒントだと思っているのでご容赦ください(笑)。



所属する会社や肩書を抜きに考えた時に明確になる、自分の本当の価値とは?
どなたかの書籍か記事かで見たのですが、
僕にグサリとささったのが「所属する会社や肩書を抜きに考えた時に明確になる、自分の本当の価値とは?」を考えることです。
ぶっちゃけ、僕からアラタナを取り去ったら何が残るのだろうと考えたことが何度もあります。

みなさんは、今所属している会社・団体や肩書きへの依存度はどのくらいでしょうか?
その依存度が高いほど、「(自分自身が)安定している人」には程遠い可能性があります。

つまり、その会社・団体にいる間や肩書きであれば生活に困ることはないけれど、
無しになった瞬間に生活苦になってしまう可能性があるかないか、です。
エンジニアの場合はある意味ゼロから作り出せる「手に職」感はあると思いますが、
それでも意識的にキャリアを積んでいく目標や計画を持てていないと、
別のケースに応用できないことがあるので注意です。

そう言う時には、所属する会社や肩書以外の

  • 経験
  • 実績
  • スキル
  • 人格
  • 人脈
  • 知名度
  • 生まれ持った特徴
  • 特技
  • 金銭的な余裕

といったものの優位性を持っておいて
いつでも食べて行ける状態にしておくのがベストだと思います。

そして、これらの何かが秀でた人はどうなっても食べていける自信があるので、
自分の意見をきちんと伝えられたり、問題発生時にも経験や人脈など上記項目を駆使して解決します。
そうすると、会社に所属していようと独立していようと関係なく頼りにされ、必要とされ、
より重要な仕事を任されるようになり、次第に安定して行くのだと思っています。
(つまりは、上記項目に秀でていると「信頼」が得られるということです)


では、上記項目を高めるにはこういうことをしたら・考えたらいいだろう?・・・と
個人的に考えていることを以下に記していきます。
極めて個人的な見解であり各項目の粒度もバラバラですが、
参考になれば幸いです。


その1. 主体的に取り組み、自分の役割をやりきる

関係項目:経験、実績、スキル、人格


包み隠さず申し上げて、
僕より技術的に優れたスタッフ、マネジメントが優れたスタッフ、決断力があるスタッフ、数字に強いスタッフはたくさんアラタナにはいます。

そんな中でも僕が常に新しいプロジェクトに携わり続けさせていただけているのは、
「主体的に取り組み、自分の役割をやりきる」ことを
これまで繰り返してこれたからではないかと想像しています。

僕はこれまでトラブルや失敗、方針転換などでお客様やスタッフに迷惑をかけたことが度々あります。
正直これは、主体的に取り組むことや責任者になることのリスクでもあります。
これが怖いとか面倒で、主体的になれない方も多いでしょう。
でも、失敗から逃げずやりきった時の経験値は半端ないです。
それはもう、ドラゴンボールサイヤ人が死にかけて復活した時にパワーアップするがのごとくです。
絶対に1年後には笑い話(ネタ)になってます。今が辛くてもみんなの力を借りてやりきる勇気や姿勢は必要です。

こればかりは近道はありません。
この苦い経験を生かし、次には事前に潰せるようになることで「(自分自身が)安定している人」に近づきます。


主体的に取り組むことを別の言い方で表現すると、
「変化を恐れず、変化を楽しむ。そして自ら変化を生み出す。」ことだと思います。


仏教用語にも「諸行無常」という言葉がありますが、
これはざっくりいうと「全てのもの・ことは常に変化し、不変のもの・ことはない」というような意味です。
「安定している」とはあたかも「変化しないこと」と捉えがちかと思いますが、僕は違います。
「安定している」とは「変化に柔軟に対応できる」ことだと解釈しています。


まとめますと、諸行無常(変化するのが当たり前)であることを受け入れ、
主体的に変化を恐れず、失敗してもいいからやりきって経験を積むことが、
「(自分自身が)安定している人」に近づく方法だと思っています。



その2. アサーティブなコミュニケーション

関係項目:経験、実績、スキル、人格、人脈


アサーティブとは「自分の意見も、相手の意見も大事にする考え方」です。

例えば自分が持っているタスクを誰かにお願いしたいと考えているとします。
それがたとえ部下であっても「これ優先でやっといてな」って丸投げ(命令)するのと
「これを優先してやってほしいのだけど、今なにか急ぎの対応してるかな?
 それであればそのタスクは◯◯さんにお願いしとくので、こっちを優先でやってほしいけど可能かな?」
では印象も結果も違うと思います。

また、お客様から急な依頼があった場合は「今回は特別に無償で対応いたしますが、次回から急ぎの場合は有償になります」とか
無償での対応依頼があった場合は「期限を設けず、弊社のスケジュールの隙間で対応ならば可能です」とか
いわゆる「線引き」「代替案」をきちんと提案し、
互いに納得の落とし所に導くコミュニケーションだと思っています。

これができないと「急な依頼は全部断れ!」とか「無償でやれってそんな無理な・・・」と全然解決に進まず、
結局その連絡の取り合いの方でコストがかかったり、トラブル化してしまう可能性があると思っています。


結局のところコミュニケーションが十分に取れていないことが、トラブルの原因です。
コミュニケーションを円滑にしたいなら、アサーティブを意識し、
落とし所に落としていけるようにすることが「(自分自身が)安定した人」に近づくことになります。




その3. 小さい借金をし、完済しておく

関係項目:経験、実績、金銭的な余裕


ここでお金の話ですが、内容は専門書よりは断然薄く、恐縮です、、、。
ただ、僕は起業当初にこれをやっていてよかったな、と思ったので書きます。

10年前の起業当初、僕はそれまで無借金で貯金も24歳にしてはそこそこありました。
しかしながら起業することになり出資し、引っ越し費用や一時的な国民年金への変更(その後厚生年金に変更しました)、
その他一人暮らしに必要な一式を買ったらあっというまに貯金がなくなりました。

行き詰まった僕は親などに借りるとかも考えたのですが、
できるだけ迷惑をかけたくなかったので思い切って銀行に借りにいきました。
それまで無借金だった僕には、借金は完全悪だと思い込んでおり、単に怖かった記憶があります。

ただ、ここで数十万ほどの少額(当時の僕には大金)ながら借金をし、
計画的に返済したことでお金の勉強ができ、借りることへの恐怖心も薄れ、銀行から信頼を得られました。
数年後、また別の理由で資金が必要になった際に、
この実績が元で有利な金利にできたり限度額を上げることができました。

つまり、急に何かで資金が必要になった際に、
ある程度なら自力で調達して困らない基盤ができました。


こういう後ろ盾や経験があると、たとえ手元に資金がなくても(心に)余裕がでてきます。
そうすることで「(自分自身が)安定した人」に近づくことになります。



その4. 収入源とスキルを伸ばせる機会を複数もつ「副業」「マルチインカム」

関係項目:経験、実績、スキル、人脈、知名度、金銭的な余裕


アラタナでは副業が許可されています。
会社や役員の狙いとしては、会社としてスタッフの成長機会を増やしてあげたいというものですし、
副業でのスキル向上や人脈構築の結果、本業でも副業でも収入や実績、経験、知名度が増えれば言うことなしだと思います。


僕の場合は不器用なので、2つ以上本気で情熱を注げるものを持ち合わせられませんが、
その代わり投資信託で貯金代わりに毎月数万円程度の積立投資をしています。配当も再投資する形です。
僕は非常に面倒くさがりなので、中長期の長い目でリターンを考える投資信託がちょうどいいですね。

1、2年に1度、プロに相談しながら利益確定しますが、
そこで得られたリターンのほとんどは、
僕が気まぐれで提供している非喫煙スタッフ向けのおやつ代、
飲み会のおごり、クラウドファンディング、寄付、仕事環境への投資などで使っています。
クラウドファンディングや寄付では人脈作りや知名度向上にも繋がります。

僕の場合は少額投資なので生活を支えるほどのリターンではありませんが、
上記のように自分が働いていないところで資金を増やせる(とは限りませんが)仕組みに慣れておいて、
さらにそのリターンをつかってコミュニケーションや社会への投資にまわせると、
金額以上の繋がりができて面白いですよ。

そして、このスパイラルがうまくいくと「(自分自身が)安定した人」に近づくことになります。




その5. 目標設定の「マンダラチャート」

関係項目:実績、人脈、知名度、生まれ持った特徴、特技


自分自身のキャリアや目標を立てるのは結構難しいと思います。
そこで、僕が実践している事の1つである「マンダラチャート」をご紹介します。

プロ野球選手で、ピッチャー兼バッターの二刀流で有名な「大谷翔平」選手ですが、
高校時代に「マンダラチャート」を作って目標とやることを明確にし
その甲斐もあってか?見事大活躍されていますよね。

マンダラチャートで目標にしている人とのギャップを埋めるための項目を洗い出したり、
自分ができていないことが明確にできるので、目標設定にはいいツールだなと思います。

自分自身が生まれ持った特徴や特技も今一度見つめ直し、
欠点を悲観するよりも特徴や特技をより研ぎ澄ますことを目標にしてもいいかもしれません。


僕も3年くらい前にマンダラチャートを作って目標を明確にしていました。
最近、さらに目標をアップデートしましたので、2018年はその目標をベースに頑張りたいと思います。
(何かの機会があれば、別記事で晒してもいいかなとは思っています)


もちろん中心となるテーマは「収入に困らず、社会的に存在意義のある人になる!」=「(自分自身が)安定した人になる!」です。




いかがでしたでしょうか。
もし少しでも実践してみたい!と思われたりなにか効果があれば幸いです。

他人が自分の今の状況を変えてくれることを望んでも、叶う可能性は薄いでしょう。
今の状況を変えたいなら、自分でトライして変わる他ありません。
「もっといい方法知ってる!」などあれば、ぜひぜひご意見ください。


現場からは以上です!



明日は猿渡くんによる「NoSQLについて何か」です。気になって夜も眠れないですね!