アラタナエンジニアブログ

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大人こそ学習が大事という話

アラタナの桑畑です。 最近個人でドローンを買ってしまい、空撮にハマってます。最近リニューアルしたアラタナコーポレートサイトにもちょっとだけ使って頂きました。

この記事はaratana Advent Calendar 2017の2日目です。

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昨日は木目沢さんの記事でした。アウトプットは大事ですね!

この記事ではインプットとその考え方について考えてみようと思います。

最近何かを学んでますか?

この記事を読んでいる皆さん、お仕事は忙しいですか?多分忙しいですよね…。 顧客との交渉、社内の調整、開発言語の習得、フレームワークの理解、などなど業務をすすめるにあたって色々なことを学んでいく必要がありますよね。

そこでちょっと自問してみてください。「業務とは直接関係ないことを学ぶ時間を作っていますか?」

なんでそんなことをする必要があるのか、と思う人もいると思います。非効率だとか意味がないとか。

そんなときはそもそも今の業務知識や技術を手に入れたときはどうやったか考えてみましょう。ゼロから学ぶことも多々あると思いますが、今までの知識を気づかずに使っていたこともあるはずです。 例えばあるプログラミング言語に慣れている場合は、別のプログラミング言語を学ぶのは比較的容易です。それは「プログラミング言語」という概念を習得しているからに他なりません。

これはいわゆる「引き出し」です。ただ、単語レベルの引き出しだけではなくて、抽象概念やぼんやりとしたイメージが思い浮かぶような引き出しも必要になります。 でも、よく考えて下さい。そのような引き出しをすんなり作れるのはそのような素地があるからです。「概念そのもの」を理解する力が必要になります。

そのために必要なのは、目の前の業務だけではなく視野を広げて自分の言葉やイメージで概念を整理する学習の繰り返しを普段から行うことです。

そこで先程の問いを改めて問い直します。「業務とは直接関係ないことを学ぶ時間を作っていますか?」

個人的なオススメは「数学」

僕が元々数学専攻だからというのが大変大きいのですが、僕がオススメするのは「数学」を大人になってからも学びなおすことです。

高校数学などで嫌いになった方も読者の中にはいると思うのですが、過去のテストの成績などは一旦忘れて「集合論」や「論理学」などから学んでみてください。

数学を学ぶ上で大事なのは

  • 定義を知る、不明瞭になったら定義に立ち返る
  • 前提(=仮説)と結論を論理でつなぐ
  • 自分の筆跡で、自分の言葉で解釈する

ということです。これらは現実の業務でも当然必要になることですが、これを習慣づける時間をちゃんと持った人は少ないのではないでしょうか。

大人になった今だからこそ、「テストの成績を上げること」から解放されて数学、特に集合論などの概念から数という概念を改めて考えることを始めてみると、良い訓練になるのではないかと思います。

数学勉強会での話

最近宮崎で数学勉強会を開催しています。僕が講師役をやりながら進めているのですが、頂いた感想の中にこのようなものがありました。

聞いた当日はモヤモヤして疑問が晴れないけど、翌日に読み返してみるとスッキリと理解できるようになっていたりする。

僕自身の大学時代の経験もそうでした。筋トレに近いものがあります。一度自分の限界を少し超えるくらいの範囲で頭を動かして筋肉痛のようにスッキリしない時間を過ごし、段々脳内の整理がついた時に初めて概念としての回路が出来上がっていくような感覚です。

そのような積み重ねが続くと、今度は概念を理解していく自分の経験そのものも積み上がっていくので、自分の概念理解の癖の把握や次の概念理解のスピードもきっと向上していきます。

学習するものはなんでもいい

僕は数学をオススメしましたが、学ぶものはなんでも良いと思います。特に、興味のあるものならそれが一番いいです。

例えば、コーヒーを徹底的に調べてみたり、世界史や日本史というくくりを外して興味のある歴史を紐解いてみるのもいいでしょう。 様々な世界を体験したり理解することで、様々な引き出しは増え、それによって更にインプットできる幅は大きくなりますし、別の視点で考えることもできるようになるでしょう。

僕自身は数学やカメラやスキューバダイビングやドローンなどの経験を通じて学ぶことはとても多かったです。 これを読んでいる方もぜひ幅広い現実の世界と奥深い思考の世界に足を踏み入れてみてはどうでしょうか。


明日は小川さんの肉麺に関する記事(仮)です。楽しみですね。