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アラタナエンジニアブログ

aratana Engineer's Blog

システム移行を身近な「引っ越し」に例えてみました

システム移行

こんにちは。
2016年3月に入社した串間です。

今回は、システム移行について基本的な点を振り返ってみたいと思います。

何か身近なもので考えたときに、「引っ越し」が一番近いかな、と思いました。
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データ移行・・・家具、衣服など荷物の移動
業務移行・・・・通勤時間・手段の変更、一緒に住む人が変わった場合など

まず、最初に移行計画書<引っ越し計画書>を書きます。

■現行調査
今誰と、どうやって生活しているのか、どのくらいの荷物があるのか?
引っ越しした場合、そもそも通勤できるのか?
そもそもお金ある?
などです。

■基本方針
いつ、誰と、どうやって引っ越しするか決めます。
・持っていくもの(現行データ)、捨てるもの(現行データ)、新しく買い足すもの(改修要件)はどれ?
・一回で引っ越し?何段階かに分ける?引っ越し先、引っ越し元で二重生活する?
・一緒に住む人が変わった場合、引っ越し後の家事はどうやってどっちがする?

■全体スケジュール
解約と契約~引っ越し、引っ越し後、新しい家になじめるまでどのくらいかかるかを決めます。

■タイムチャート
やるべきことの詳細を時間単位に決めます。
・荷物のまとめはいつ何時間でやって、引っ越し時間は何時間設けるか
・いつ誰に連絡して進めるか

※計画は思った通りにはなかなか進まないものです。
例えば、荷物の梱包を予定した日にどうしても断れない飲み会が入ってしまう、というようなこともあるので
予備時間はタスク毎、日毎に必ず設けます。
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■体制図・連絡先
誰がいつどこで何をするか示します。引っ越しは一人でできません。
・引っ越し屋さん、手伝ってくれる友人、電気ガス水道の停止開始連絡を行う連絡先が必要
・日中は働いているので荷物の梱包は夜に行い、引っ越しは土日に行う
※どうしても引っ越ししたいので、体力的に可能か、もし私が倒れてしまったときに友人でもできるのか、など考える
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■移行リハーサル
引っ越しの練習をする(例えが無理やりですが)。
・17時に内覧したため、日当たりが不安なので実際に昼に来てみよう
・荷物が入るか不安、実際に入れてみよう(引っ越しではありえません)

実際にやってみて予定した通りの時間でできるのか、引っ越し後問題なく生活できるかを検証します。

※リハーサルとはいえ、本番と同じ環境じゃないと、やる意味なしです。
別のマンションをみてこんな家かな、と想像して引っ越しするようなものです。
無駄に体力を消耗し、本番を迎えたときにどうしていいかわからない、という状態になります。
どうしてもできない場合は、事前に異なる点を洗い出して問題ないことを確認しておく必要があります。

コンティンジェンシープラン
万が一を考えて事前に想定されるリスクを考える。
・荷物が破損した(既存データがおかしい)
・引っ越し屋さんが時間通りに来ない(決まった時間に間に合わない)
・新しく買い足したソファが破れてる(改修要件に不具合がある)

時間を決めて破損した荷物を修理する、引っ越しをやめる(切り戻し)ことを、決める時間や方針を明確にしておきます。


基本的なことはここまでです。
その他、移行手順書(段ボールに詰める順番などの詳細)、チェック表(今どこまで進んだ?)などいろいろあります。

いろいろありますが、目的は引っ越し後に誰にも迷惑を掛けることなく、普通に生活できることです。

そのためには以下3点が大事だと思っています。

①コミュニケーションがとれていること、一人ではできません!
 9時だとおもっていたけど10時だったとか、自分本位に無茶苦茶なスケジュールをたてないこと
 引っ越し作業中は、モチベーションを下げないように気配りをすること

②誰でも引っ越しができる正確なドキュメントになっていること
 曖昧な点がないこと、引っ越し作業の人が風邪をひいてできなくなっても代わりの人ができること
 夜中眠くて考えられなくなっても、ドキュメント通りに作業すればうまくいくこと

③練習すること
 過信せずに問題なく移行できるまで検証すること

私は引っ越し前日に徹夜で荷物を詰め込むことが多々あります・・・
次回は、引っ越し余裕だったね~と言えるように上記3点を守って計画したいです。